こんにちは、天白区いちろう歯科・保育士の梅鉢です
今回はMFT(口腔筋機能療法)について、お伝えします
当院では、このMFTのことを『アクティビティ』と呼んでおり、主に小児予防矯正をされる、お子さんを対象に行っています
アクティビティで、どのようなことをしているのか、7月からアクティビティの体制が変わりましたので、そちらも一緒にご紹介していきますね!
予防矯正を簡単に説明すると…
生活習慣の変化から、現代の子ども達の口腔機能は低下傾向にあります
それに伴い、口呼吸や悪習癖を招いています
予防矯正では、成長期の歯の生え変わり時期を利用し、マイオブレス(シリコン製マウスピース)の装着とアクティビティを行い、お口に良くない『クセ』を改善していきます
マウスピースでの歯並びの改善とお口の『クセ』改善と成長期の顎の発達の過程を利用して、歯が生えるスペースを広げていきます
つまり、永久歯が並べるだけのスペースまで顎が成長するようにしていくということです
だから『予防』矯正なのです
そもそも歯並びが悪くなる原因ってなんだろう?
歯並びが悪いのは遺伝のせいだと思われている方、多くないですか⁉
遺伝が歯並びに持つ影響力は、わずか2~5%といわれており、生まれてからの影響の方が大きいのです
先ほども少し触れましたが、どんな環境で過ごし、どんな食生活を送ってきたか、それによってどんな『クセ』がついたかが関係してきます
アクティビティって、どんなことをしているの?
いちろう歯科では、予防矯正を始められるお子さん(保護者の方同室推奨)と保育士がマンツーマンでお口のトレーニングをします
大きく分けて5種類『呼吸・姿勢・舌・嚥下・顔と口腔周囲筋』のトレーニングです
意外とできていそうで、できていないことを改善していくのが『アクティビティ』です
なので、最初はできなくて大丈夫です!
5種目それぞれたくさんあるトレーニングから厳選されたトレーニングを15STEPで進めていきます
実はここが今までのアクティビティと大きく変わったところ!
毎日家でトレーニングをして頂く為、このトレーニングはいつまで続けるんだろう…?とならないように、目標を立てやすいプログラムに変更しました
ここではやり方を覚えて、お家でトレーニングをして、その成果をまた見せてもらいます
習い事と近いイメージを持っていただけると良いと思います
トレーニングは大変な部分もありますが、生活習慣からくる『クセ』を改善しておくと、歯がきれいに並んでからの『後戻り』もしづらくなります
これはまだまだ、ほんの一部のお話です
気になられた方は、お話だけでも聞きに来てくださいね!