こんにちは、名古屋市天白区にある歯医者「医療法人IDG いちろう歯科・矯正歯科」です。日頃携帯を見ている時に猫背になったり、作業をしている際に足を組んだりして、姿勢が悪くなっていませんか?姿勢が悪いと口呼吸になり、様々なお口の健康に影響が出ることをご存知でしょうか?
姿勢からくる口呼吸
猫背やお腹の突き出た姿勢は、口を開けた状態になり口呼吸になりがちです。
口呼吸は口腔内の唾液量を減らし、乾燥することにより口臭の原因になるだけではなく、口腔内の自然な洗浄を阻害されてしまい虫歯や歯周病のリスクも高くなります。
歯並びとの関係
口呼吸は口内環境だけでなく、歯並びにも影響します。正しく鼻呼吸をしている場合、舌は上顎のスポットと呼ばれるくぼみにおさまっている状態になります。舌の力が外に向けてかかり歯列のアーチを広げることにより歯列が整いやすい環境になります。
逆に口呼吸の場合は、舌の位置が下がり舌の力が下の歯にかかることで、下の歯が上の歯よりも前に出てしまい、「受け口」になりやすくなります。また、上の歯列が十分に広がらないため、歯並びが乱れ「出っ歯」の原因にもなります。
その他の影響
また姿勢が悪い状態は、首や肩の筋肉が常に力がかかります。お口の筋肉にもつながっているため歯ぎしりや食いしばりの原因にもなります。
正しい姿勢とは
日頃から正しい姿勢を意識することでお口の健康も保つことができます!
正しい姿勢とは、①肩先②耳たぶ③大転子④膝のお皿の後方⑤外くるぶしがまっすぐ一直線に結ぶことができる姿勢のことを言います。
お口にも正しい姿勢があります!①唇は軽く閉じ、お鼻で息をする②舌は上の前歯のすぐ後ろの「スポット」におく③上下の歯を少し離す(食べる時、唾を飲む瞬間は噛むようにしましょう)
もしお子さんがお口をポカンと開けていたり、姿勢が悪くなっているなと感じたらぜひお声かけして良い姿勢、お口の正しい姿勢を習慣づけていきましょう。
いちろう歯科での取り組み
人には感受性期(0~5歳)と言うものがあり、脳や体が最も成長する期間です。この期間に獲得できなかったものは後から自然に獲得することができないと言われています。
いちろう歯科では、お子様のお口の発達をサポートするべく様々な取り組みをしております!
口育クラブ(妊娠期~2歳)
保育士・管理栄養士より妊娠期の栄養、哺乳の仕方、離乳食の与え方お話によりお口の健全な成長を促します。
妊娠中もしくは、生後6ヶ月までのお子様をお持ちの方で興味のある方はぜひお声掛けください。
予防矯正(6歳~9歳)
資格を保有した保育士が、舌の姿勢・鼻呼吸・嚥下・口唇閉鎖などのトレーニングを行うアクティビティや、マイオブレス・プレオルソといったマウスピース型の器具を使い、舌の正しい位置を覚えてもらい鼻呼吸をしっかりとできるように促します。
もしお子さんの口呼吸や姿勢など気になっていることがありましたら、ぜひ一度いちろう歯科にご相談ください!
まとめ
一見関係のなさそうな、日頃の姿勢はお口にも大きな影響があることがわかりました。日頃の姿勢を意識して改善してみましょう!
また、小さい頃に正しい姿勢・正しいお口の姿勢を習慣づけることが、未来の健康につながっていきます!
もし気になるとこや、聞いてみたいことがありましたら「医療法人IDG いちろう歯科・矯正歯科」にご相談ください!