ホワイトニングの費用はどれくらい?高額な理由も解説!

こんにちは。名古屋市天白区にある歯医者「医療法人IDG いちろう歯科・矯正歯科」です。

ホワイトニングイメージ

ホワイトニングは歯を削らずに白くできるため、多くの方から人気があります。

しかし、ホワイトニングを検討するにあたって「どれくらいの費用がかかるの?」と心配する方も少なくありません。ホワイトニングの効果の持続期間について、気になる方もいるでしょう。

この記事では、ホワイトニングの費用について解説します。また、ホワイトニングの効果を長持ちさせる方法についても説明しますので、ホワイトニングを受けるかお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。

ホワイトニングの費用

ホワイトニングの費用イメージ

ホワイトニングは保険が適用されないため、自由診療です。自由診療はそれぞれの歯科医院で自由に料金設定ができるため、ホワイトニングにかかる費用も異なります。

ホワイトニングには、以下の種類があります。

  • オフィスホワイトニング
  • ホームホワイトニング
  • デュアルホワイトニング

それぞれ解説します。

オフィスホワイトニング

オフィスホワイトニングとは、歯科医院で行われるホワイトニング方法です。

歯科医師もしくは歯科衛生士によって、専用の薬剤や機器を用いて施術が行われます。歯茎を保護してから歯の表面にホワイトニングの薬剤を塗布し、光を照射することで歯を白くします。

オフィスホワイトニングの費用は、一般的に一回1万円〜7万円程度です。料金設定は歯科医院によって異なり、使用する薬剤や機械などによっても変動します。施術には、一回30分~1時間ほどかかります。

オフィスホワイトニングは即効性があるため、1回の施術で効果を実感できる方も多いでしょう。効果の持続期間は3〜6ヶ月程度です。結婚式やイベントなどを控えていて、早く歯を白くしたい方に向いているかもしれません。

ホームホワイトニング

ホームホワイトニングとは、自宅で行うホワイトニング方法です。

まず、歯科医院で型取りをして自分の歯型に合ったマウスピースを作製します。作製したマウスピースにご自身で薬剤を塗布して、決められた時間装着することで歯を白くするのです。マウスピースの装着時間は、1日1~2時間程度です。

ホームホワイトニングの費用は、マウスピースの制作費が1万5,000円~4万円程度、一週間分の薬剤が5,000円程度です。効果が出るまでに2週間かかった場合、2万5,000円~5万円ほどかかるでしょう。

ホームホワイトニングには即効性がなく、徐々に白くなっていくため効果を実感するまでに時間がかかります。2週間ほどで効果を実感できるケースが多いでしょう。

効果の持続期間は6ヶ月~1年程度です。持続性があるため、ホワイトニング効果が長持ちしやすい点が特徴です。

デュアルホワイトニング

デュアルホワイトニングとは、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用する方法です。歯科医院でホワイトニングをしてもらい、施術後はご自宅で薬剤を塗布したマウスピースを装着することで、より白い歯を目指します。

オフィスホワイトニングとホームホワイトニングの両方のメリットを得られますが、高額になる傾向があります。歯科医院での施術代やホームホワイトニング用の薬剤などの費用を合わせると、5万円~8万円ほどの費用がかかります。

デュアルホワイトニングは効果が最も長く、1~2年程度もちます。安価ではありませんが、持続性を重視している方は選択肢のひとつとして検討してみると良いでしょう。

ホワイトニングの施術以外で必要となる費用

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ホワイトニングをする際は、ホワイトニングの施術以外にも別途で費用がかかることがあります。ホワイトニングの施術以外に必要な費用は、以下のとおりです。

  • 診察代や治療費
  • クリーニング費用
  • アフターケア費用

それぞれの費用について詳しく解説します。

診察代や治療費

ホワイトニングを受ける前には、お口の中の状態を確認します。そのため、診察代がかかります。また、診察した際に虫歯や歯周病など何か問題が見つかった場合は、先に治療してからホワイトニングの施術を行います。

治療を行う場合は、ホワイトニング料金とは別に費用が発生するので、注意が必要です。

クリーニング費用

ホワイトニングを行う前に歯のクリーニングを行うと、ホワイトニング効果の結果が変わることがあります。クリーニングで歯石やタバコのヤニを除去すると、ホワイトニングの薬剤が歯に浸透しやすくなり効果が高まるのです。

ホワイトニング料金にクリーニングの代金が含まれている場合もありますが、クリーニング費用が別に発生することが多いです。また、歯周病治療が目的のクリーニングは保険適用ですが、審美目的でのクリーニングは保険適用外です。

ホワイトニングの費用とクリーニングの費用を、事前に歯科医師にしっかり確認しておきましょう。

アフターケア費用

ホワイトニングをして白くなった歯も、時間の経過とともに色戻りしてきます。歯の白さを維持するためには、アフターケアをしっかりすることが重要です。

ホワイトニングが終了した後のケアとして、歯が着色しないよう歯の表面をコーティングしたり、コーティング効果が期待できる歯磨き粉の使用を勧められたりすることがあります。ホワイトニング料金とは別に費用がかかることも多いため、確認が必要です。

また、色戻りするまでの期間は、着色の程度によっても異なります。着色しやすい食品を頻繁に摂取した場合は色戻りしやすいので、食事にも気をつけましょう。

ホワイトニングの費用が高額な理由

ホワイトニングの費用が高額な理由イメージ

ホワイトニングの費用が高額になる理由は、保険が適用されないからです。歯科治療で保険が適用されるのは、虫歯治療や歯周病治療など治療目的で行われる施術に限ります。ホワイトニングは審美目的の施術のため、保険適用外なのです。

医療費控除に関しても、審美目的の施術は対象外であるため、ホワイトニングにかかる費用は控除不可です。

費用を抑えて歯を白くしたい場合は、市販のホワイトニンググッズを使用するという選択肢もありますが、市販のホワイトニンググッズには漂白効果がありません。そのため、歯科医院でのホワイトニングのような効果は期待できないでしょう。

ホワイトニングの効果を長持ちさせる方法

禁煙イメージ

ホワイトニングの効果は永久ではありません。

しかし、ホワイトニングを受けた方は「白くなった歯をできるかぎり維持したい」と思うでしょう。ホワイトニング効果をより長持ちさせる主な方法は、以下の5つです。

  • 定期的にタッチアップを行う
  • 着色しやすい飲食物を避ける
  • 飲食後はすぐに歯磨きをする
  • 禁煙をする
  • 定期的にクリーニングを受ける

それぞれ詳しく解説します。

定期的にタッチアップを行う

ホワイトニングの効果は永久的ではありません。色の後戻りが気になってきたら、タッチアップを行いましょう。タッチアップとは、ホワイトニングの追加処置のことです。

オフィスホワイトニングの効果の持続は、3〜6ヶ月程度です。ホームホワイトニングの場合は半年〜1年程度、デュアルホワイトニングであれば、1〜2年ほど効果が持続するでしょう。

タッチアップの場合、最初のホワイトニングより安く施術を受けられるケースも多いです。ホームホワイトニングであれば、マウスピースさえ使える状態で保管していれば薬剤の費用だけで施術を継続できます。

タッチアップの適切な間隔が分からない場合は、歯科医院で相談してみてください。

着色しやすい飲食物を避ける

コーヒーや紅茶、カレーなど歯に着色しやすいものを頻繁に飲食していると、色の後戻りが起こりやすくなります。白い歯をキープしたい場合は、着色しやすい飲食物はなるべく避けたほうがいいでしょう。

外食などでどうしても避けられない場合は、着色しやすいものを口にする前に水を飲んでおくと、歯の乾燥を防ぎ着色の予防につながります。

飲食後はすぐに歯磨きをする

飲食後すぐに歯磨きをすると、飲食物による歯への着色を抑えられます。また、フッ素が高配合されている歯磨き粉を使用すれば歯の表面がコーティングされるため、より効果を期待できるでしょう。

すぐに歯磨きができない環境の場合は、うがいするだけでも着色予防の効果があります。

禁煙する

タバコに含まれるニコチンやタールなどの有害物質は、歯の着色汚れの原因です。ホワイトニング効果を維持したいのであれば、禁煙したほうがいいでしょう。

また、過酸化水素という成分が入った薬剤を使用するホワイトニングでは、歯の表面を守る成分が一時的に失われます。そのため、ホワイトニング後の歯は、着色しやすい状態になっています。

喫煙するとホワイトニングの効果を十分に実感できない可能性が高まるため、ホワイトニングをするのであれば、あらかじめ禁煙しておきましょう。

定期的にクリーニングを受ける

歯科医院で行うクリーニングは、自分では除去しきれない歯垢や歯石を除去できます。また、歯に負担をかけずに着色汚れもきれいに落とせます。

定期的に歯科医院でクリーニングを受けることで着色汚れを除去でき、健康できれいな歯をキープできるでしょう。

まとめ

歯が白くなった女性

歯を白くできるホワイトニングに興味があり、挑戦したいと考えている方は多いでしょう。ホワイトニングを検討している方の中には、どれくらいの費用が必要なのか不安に思う方も少なくありません。

ホワイトニングには、オフィスホワイトニング・ホームホワイトニング・デュアルホワイトニングの3つの方法があり、それぞれ費用が異なります。

また、ホワイトニングは保険が適用されない自由診療のため、料金設定が歯科医院によって違います。ホワイトニングを受ける歯科医院で費用をしっかり確認しておきましょう。

ホワイトニングの効果は、永久的なものではありません。着色しやすい飲食物を避けたり、歯磨きをこまめにして定期的に歯科医院でクリーニングを受けたりすることで、歯の白さを維持できます。

ホワイトニングを検討されている方は、名古屋市天白区にある歯医者「医療法人IDG いちろう歯科・矯正歯科」にお気軽にご相談ください。

当院は、健康なお口=健口から健康を創り出す歯科医院として予防を中心とした歯科医療を提供しています。予防歯科や小児矯正、マウスピース矯正だけでなく、虫歯・歯周病治療やホワイトニング、入れ歯、歯科ドックなども行っています。

当院のホームページはこちらWEB予約も受け付けておりますので、ぜひご活用ください。

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