歯科ドックとは?内容・費用・定期検診との違いを徹底解説

こんにちは。名古屋市天白区にある歯医者「医療法人IDG いちろう歯科・矯正歯科」です。

歯科ドックを受ける女性

一生ご自身の歯で健康に過ごすためには、定期的にお口の状態を確認し、口腔トラブルを予防することが大切です。

さらに、将来起こりうる口腔トラブルのリスクも把握できるため、お口の健康を守ることにつながります。

この記事では、歯科ドックのメリットや内容、費用について解説します。定期検診との違いについても言及していますので、ぜひ参考にしてください。

歯科ドックとは?

歯科ドックのイメージ

歯科ドックとは、歯や歯茎だけでなく、お口全体を精密に検査することです。人間ドックと同じように定期的に検査を受けることで、口腔トラブルのリスクを把握できるため、虫歯や歯周病を未然に防ぎやすくなります。ここでは、歯科ドックを受ける4つのメリットを解説します。

現在のお口の状態を把握できる

歯科ドックでは視診だけでなく、虫歯菌の検査や唾液検査なども行い、お口の中を徹底的に検査します。初期段階の虫歯や歯周病は、自覚症状がないことがほとんどです。

ご自身ではお口の中に問題がないと思っていても、知らぬ間に虫歯や歯周病が進行していることも珍しくありません。歯科ドックを受けることで、自覚症状のない口腔トラブルを発見することができます。

将来的な口腔トラブルのリスクを把握できる

虫歯や歯周病になった場合「歯が痛む」「歯茎が出血している」など自覚症状があってから歯科を受診することが多いです。

しかし、治療によって症状は改善できても、削った歯や下がった歯茎は元には戻りません。そのため、虫歯や歯周病になる前に未然に防ぐことが重要なのです。歯科ドックでは、さまざまな検査を受けることで、将来的な口腔トラブルのリスクを把握できます。

事前に虫歯や歯周病のリスクを知ることで、ご自身に合った対策が講じられます。これにより、将来的な口腔トラブルを防ぐことができるため、生涯のお口の健康を守れる可能性が高まります。

治療期間を短縮できる・費用を抑えられる

歯科ドックを受けることで、自覚症状のない口腔トラブルを発見できます。虫歯や歯周病は、大きくなればなるほど治療期間が長くなり、その分費用もかかります。

定期的に歯科ドックを受けていれば、万が一口腔トラブルが起こっていても早期に発見できます。早期に治療を開始できれば、結果的に治療期間を短縮でき、また費用も抑えることができます。

歯科ドックの内容

歯科ドックの説明を聞く患者

当院で行っている歯科ドックの内容を解説します。

唾液検査

唾液検査では、唾液を採取して虫歯菌の数を調べます。虫歯の原因は、磨き残しであるプラークの中に潜む虫歯菌です。虫歯菌にはさまざまな種類がありますが、虫歯の原因となるのはミュータンス菌、虫歯を進行させるのがラクトバチルス菌といわれています。

虫歯菌の数が多ければ、虫歯のリスクが高いということがわかります。

口臭検査

口臭検査では、シリンジでお口の中のガスを採取し、専用の機械で測定します。口臭の有無から原因まで調べることができます。

「口臭があるのか?あればその原因が何か?」ということを科学的分析によってはじき出すことができます。

細菌検査

細菌検査では、位相差顕微鏡を使用し、歯周病菌などの有無を調べます。

細菌検査を行うことで口腔トラブルのリスクを精密に把握できるため、お口の健康を守るうえで欠かせない検査といえるでしょう。

色調検査

歯の色調を調べ、日本の平均と比べることで現状を知ることができます。

色味を気にされている方や、歯の色が暗めの方にはホワイトニングが向いているかもしれません。
当院では歯を強くする薬剤でホワイトニングをおこなっており、患者さんに合った方法を一緒に考えます。

 

歯科ドックの費用

歯科ドックの費用イメージ

歯科ドックは、7,000円(税込7,700)で行っており、その内訳として1,500円分はお口に合う歯ブラシや歯磨き粉、フロスなどのケア用品を処方させていただきます。

歯科ドックは費用が高額ですが、その分お口の状態を精密に把握できるため、虫歯や歯周病のリスクを軽減させ、歯を守ることにつながります。たとえ虫歯や歯周病になっていたとしても、定期的に歯科ドックを受けることで結果的に費用を抑えることにもつながります。

 

歯科ドックと定期検診の違い

歯科ドックと歯の定期検診の違いを比べる女性

定期検診は、虫歯や歯周病になっていないかチェックする検査のことです。歯科医師による診察やレントゲン撮影、歯周病検査などにより、現在のお口の状態を確認します。また、定期検診は保険が適用されます。

「歯科ドックと何が違うの?」「保険が適用されるなら定期検診でいい」と思われるかもしれません。歯科ドックと定期検診との大きな違いは、行う内容です。例えば、歯科ドックでは定期検診では実施しない唾液検査、虫歯菌の検査などを行います。

定期検診よりも検査項目が多く、より精密に口腔内を把握できるので、将来的な口腔トラブルのリスクを把握できます。また、定期検診は保険のルールや制限があるため、歯科ドックよりも検査項目が少ないです。

その点、歯科ドックは自費診療になるため、患者様一人ひとりに合った検査項目を選択し、じっくり検査することが可能です。

虫歯・歯周病のリスクが高い方や治療を繰り返している方は、歯科ドックを受けることで原因を特定できたり、ご自身に合ったメンテナンス方法や治療法を見つけられたりするかもしれません。

口腔トラブルを予防し、生涯ご自身の歯で過ごしたい方は、一度歯科ドックを検討してみてはいかがでしょうか。

まとめ

歯医者の治療室

定期的に歯科ドックを受けることで、口腔トラブルの早期発見・早期治療につながります。

また、将来的に起こりうる口腔トラブルのリスクについても把握でき、患者様に合った治療計画が立てられるため、ご自身の歯を健康な状態に保つことができます。

いつまでもご自身の歯でお食事したい方やお口の健康を守りたい方は、歯科ドックを検討してみてはいかがでしょうか。

歯科ドックを検討されている方は、名古屋市天白区にある歯医者「医療法人IDG いちろう歯科・矯正歯科」にお気軽にご相談ください。

当院は、健康なお口=健口から健康を創り出す歯科医院として予防を中心とした歯科医療を提供しています。予防歯科や予防矯正、マウスピース矯正だけでなく、虫歯・歯周病治療やホワイトニング、入れ歯、歯科ドックなども行っています。

当院のホームページはこちらWEB予約も受け付けておりますので、ぜひご活用ください。

みなさまのご来院を心よりお待ちしております。

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