虫歯は細菌感染ですので、その意味ではうつります。
特に母親から乳幼児に感染するケースや、歯と歯の間にできた虫歯が隣の歯にもうつる場合がそれにあたります。
むし歯でしみる事は当然ありますが、むし歯でなくてもしみる事もあります。
歯肉炎や歯周病、食いしばりや歯ぎしりなどからも知覚過敏を起こすことがあります。
いずれにせよ何かしらの信号ととらえて頂き、受診されることをお勧めします。
受診してください。
ただの着色の場合ももちろんありますが、痛みを伴わない初期の虫歯の場合もあります
実際診せてもらわないと判断は難しいですし、早期発見で処置回数や費用を抑える事も可能です。
歯医者では、虫歯になった部分を除去し、歯科材料でその部分を置き換えて修復しているにすぎません。
行っているのは機能回復です。
失った歯が元に戻っているわけではなく、そういった意味では歯を治すことはできません。
完全に虫歯になってしまった歯は進行が止まっている事はありますが自然と元に戻る事はありません。
ですから良くなることはなく、現状維持か悪くなっていく一方です。
進行すれば激しい痛みが出ることがあったり、口臭の原因になったりもします。
また、神経が壊死して顎の骨に膿が溜まるなど、最悪の場合、歯を抜かなければならない場合もございます。
歯周病は、体のほかの部分で悪影響を及ぼします。
糖尿病や肺炎の発生や進行の原因となる要素としてよく言われるところですが、心筋梗塞・動脈硬化・早産・低体重出産・アルツハイマー病・癌などとの関連も報告されています。
お口の中で細菌はプラークとして薄い膜を作り歯に張り付いています。
これには薬品が効きにくい為、うがい薬で取れる事はありません。
日々のしっかりしたセルフケアと定期的な歯科医院での予防処置がとっても有効です。
一般的には歯周病そのものは遺伝しません。
歯茎からの出血や、歯茎がぶよぶよしてきたり、歯が浮いたように感じるような症状が出てきます。
その後歯茎がはれたり、物も噛みにくくなり、口臭も強くなってきます。
最終的には、歯を支えている骨が吸収されてしまい、歯が抜けてしまいます。
歯周病はその歯だけの病気ではなく、周囲組織の病気です。
放置すると全身に細菌や炎症の影響が回り、様々な全身疾患の原因にもなっていきます。
歯磨き粉は、フッ素入りで極力研磨剤が入っていないものがお勧めです。
歯ブラシは硬い毛質は控えて頂くと良いでしょう。
ですが、その方の状態によるところが大きいので一概には言えません。
当院では歯科衛生士が皆様お一人お一人のお口の中を拝見し、その方にあった歯ブラシや歯磨き粉などのケア用品を処方致します。
気になる方は歯科衛生士までお気軽にご相談ください。