- 小児歯列矯正
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成長期を利用した予防矯正ではあまり効果が望めない場合や
矯正治療の期間を短くしたい場合の歯列矯正に
名古屋市天白区の歯医者 いちろう歯科・矯正歯科では、マウスピース型の装置を使用しています。
お子さまの歯並びで気になることはありませんか?
少しでも気になることがあれば
お気軽にご相談ください!
当院で行う
お子さまの歯列矯正
- マウスピース型矯正装置
「インビザライン・ファースト」
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取り外しのできるマウスピース型の装置を使って、永久歯の生えるスペースを作りながら歯列を矯正していきます。食事中や歯磨きの際に取り外しが出来るのもメリットです。(歯並びの状況によっては固定型のワイヤーを併用することがあります)
装置が目立つことを気にされて、前向きになれなかったお子様でも、ワイヤーを用いることなく治療ができます。
※マウスピースの材料は厚生労働省に認可を得たものですが、インビザラインは完成物薬機法対象外の矯正歯科装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。
対象年齢
- 10歳前後
- 予防矯正では効果があまり望めない場合(成長期を利用できない方の場合)、予防矯正と併用して行います。
期間を短くしたい、習癖がないなどの場合は単独で行う場合もあります。
矯正期間
- 半年〜1年
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メリット |
- 透明のマウスピースで目立ちにくい
- 取り外せるので衛生的
- 金属アレルギーの心配がない
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予防矯正との違い
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歯列矯正である
- 予防矯正と異なり歯列矯正になるため、医院主導で歯を動かしていく治療です。
また歯を動かしていくため、多少の痛みがでる場合もあります。
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1日22時間以上着用
- 基本的には食べている時と歯磨きの時以外は着用する必要があり、1日22時間以上の装着が必要です。また時間以外にも、管理や装着中の飲食の制限があります。
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短い治療期間
- 一般的には2年から4年はかかる小児矯正ですが、9ヶ月程度で歯並びを整えられるのもメリットの一つです。
※個人差があります(保定が必要、後戻りの可能性あり)
まずはお子さまのお口の状態を確認し、各種検査を行った後、
お子さまにとってどの矯正が最適か、
各治療との違いやメリット・デメリットなどをご説明いたします。
悪い歯並びが及ぼす影響
- むし歯や歯周病のリスクが高くなる
- 歯並びが悪い場合、デコボコしていて歯の間に汚れが溜まりやすくなります。そうすると効率よく歯磨きができず、磨き残しを作る原因になります。そのためむし歯や歯周病のリスクが高くなり、また口臭の原因になることもあります。
- 他の歯科治療の効率が下がる
- 矯正治療以外の一般歯科の治療も、歯並びや噛み合わせがよくないことで複雑になり、治療の効率を下げてしまうことがあります。
- 消化器官や顎の関節だけでなく、身体にも負担がかかる
- 歯並びが悪いと噛み合わせにも問題が起き、よく噛むことができません。そのため顎の関節に負担がかかったり、食べ物をそのまま飲み込むことにより胃腸などの消化器官に大きく負担をかけてしまうことになります。
また、片方で噛むなどの悪い癖がつくことにより全身のバランスが乱れ、頭痛や肩こりの原因になることもあります。
- 身体全体の成長を阻害する原因にも
- 成長期に歯並びが悪い状態だと、お口周りの筋肉だけでなく全身の骨格の成長や発育を阻害する原因になることがあります。
また、咀嚼機能(噛む機能)がうまく育たないことは、身体全体の発育が遅れてしまう原因になることもあります。
- 発音しづらい
- 悪い歯並びの程度によっては、発音や発語に影響が出る場合もあります。その場合うまく会話ができず、人とのコミュニケーションにストレスを感じることもあります。
- 見た目が気になり精神的にもストレスを抱える
- 歯並びが気になってしまい、人前でうまく笑えない、口を大きく開けられないなど、精神的な負担がかかってしまう場合もあります。
- 精密な型取りができるi-Teroを導入
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マウスピース型の矯正を行う際に非常に重要なのが、精密な歯型のデータを取ることです。そのため、まだ日本でも導入数の限りなく少ない光学スキャニングの装置を導入しています。放射線を使用せず、従来の型取りに使用されていたシリコン材を型取りの際に誤飲する心配もありません。模型は作成後に変形する可能性もありますが、変形することも無く、より精密なマウスピースの制作が可能です。
- i-Teroについて
歯並びが悪くなる原因は?
- 骨格遺伝などの先天性
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骨格性反対咬合と呼ばれる受け口がこれに分類されます。
この先天的な要因での不正咬合は、不正咬合全体の3割程度だと言われています。
- 悪習癖などの後天性
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「口腔機能」=「食べる・話す・笑う・呼吸する」機能が正しく機能していないまま放置することで習慣づいた、体に悪影響な「習癖」が、歯並びに大きな影響を与えます。
ほとんどの場合が、
口腔機能が正しく機能しない習癖
から
歯並びが悪くなっています
小児予防矯正と
小児歯列矯正の違い
生え変わりのタイミングによって、
矯正アプローチが変わります
- 永久歯が生え始めた6〜8歳
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- 生え変わりが終盤の8〜10歳
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- 骨格が未発達な内だからできる
口腔機能と歯並びの両方を改善
する小児歯列矯正
- 「装置が成人歯列矯正と同じなら大人になってからでも良いのでは?」と思われることもありますが、口腔機能の改善も含めた矯正は成長期にしかできません。
歯並びの乱れは、主に歯が並ぶ骨格の劣成長が原因となります。例えるなら3人掛けの椅子(骨格)に4人の人(歯)を座らせようとするものです。
成長が終わってから始める「成人矯正」は4人の人を3人にして(歯を抜く)座らせるようなイメージですが、
成長が終わりきっていない間に始める「小児歯列矯正」は3人掛け椅子を本来の4人掛け椅子に変えていく(正しい成長を促す)イメージです。本来の形態に促すことで口腔機能の改善も期待でき、負担の少ない矯正が可能となります。
対象年齢は?
- 年齢も基準の一つには
なりますが、
あくまでも歯牙年齢
で判断します
- 歯牙年齢とは、歯の成長発育を尺度としたものです。歯の生え変わりの状態によって、矯正治療の提供の可否が変わるということになります。
小児歯列矯正ではインビザライン・ファーストを採用しているため、矯正できる歯列の条件が決められています。
「歯を上下左右で4分割した時に、4分の3に乳歯(奥歯)が残っている」患者さまで、目安として8~10歳の方が対象です。生え変わりが進んでいる方には成人歯列矯正なども含めてご提案させていただきます。
小児矯正の費用
- インビザライン・ファースト
- 10歳前後のお子さまが対象の矯正治療です。
透明で目立ちにくい、取り外し可能なマウスピース型の装置で永久歯が生えるスペースを作りながら歯列を整えます。
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600,000円 (税込660,000円)
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- 口腔機能訓練(アクティビティ)
- 歯並びが悪くなる原因である口呼吸・舌の悪い癖・飲み込みの悪い癖・姿勢を改善するため、毎日自宅で10分程度のトレーニングを行うとともに、月に1回エデュケーター指導のもと来院指導を行います。
※アクティビティ(15回分)は予防矯正の代金にまれております。 16回以降も必要になった方やインビザファースト時にご希望される方が対象です。
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- 1回
- 5,000円
(税込5,500円)
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- リテーナー(保定装置)
- 矯正後の歯並びが後戻りしてしまうのを予防するための装置です。
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- 1装置
- 20,000円
(税込22,000円)
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※マウスピースは厚生労働省に認可を得た材料を使用していますが、
インビザラインは完成物薬機法対象外の矯正歯科装置のため、
医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。